赤い指

こんばんは〜ひなこです〜

本日は最近読んだ東野圭吾さんの「赤い指」です。

あらすじ⬇︎

少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだ一見普通の前原家。

いったいどんな悪夢が彼らを狂わせたのか。

「この家には隠されている真実がある。それはこの家の中で彼ら自身の手によって明かされなければならない。」

刑事の謎めいた言葉の意味は?

 

話の内容はとても残酷で読み進めるのが辛い気持ちもありますが

やっぱり先が気になるのでどんどん読み進めてしまいます。

子供が引きこもり、親に反抗し、幼い女の子に興味を持っている様子の息子。親が認知症でどうしたらいいのかわからない状況。

家族の厄介事から目を背けて問題を後回しにし続けてきた前原家。

これが特別な家庭の話ではなく今の日本のどこにでも存在する普通の家庭で、

心のつながりがどんどんなくなっていくのがわかって辛かったです。

私も他人事ではない話と思ったら寒気してきます、、、

 

タイトルにもある「赤い指」は最後にどうして赤い指なのかも解けてスッキリしました。

 

面白いんですがそれよりも、言葉にするのは難しいんですが、

色々考えさせられる本でした。

 

ぜひ読んでほしいです、、、

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です