赤い指

こんばんは〜ひなこです〜

本日は最近読んだ東野圭吾さんの「赤い指」です。

あらすじ⬇︎

少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだ一見普通の前原家。

いったいどんな悪夢が彼らを狂わせたのか。

「この家には隠されている真実がある。それはこの家の中で彼ら自身の手によって明かされなければならない。」

刑事の謎めいた言葉の意味は?

 

話の内容はとても残酷で読み進めるのが辛い気持ちもありますが

やっぱり先が気になるのでどんどん読み進めてしまいます。

子供が引きこもり、親に反抗し、幼い女の子に興味を持っている様子の息子。親が認知症でどうしたらいいのかわからない状況。

家族の厄介事から目を背けて問題を後回しにし続けてきた前原家。

これが特別な家庭の話ではなく今の日本のどこにでも存在する普通の家庭で、

心のつながりがどんどんなくなっていくのがわかって辛かったです。

私も他人事ではない話と思ったら寒気してきます、、、

 

タイトルにもある「赤い指」は最後にどうして赤い指なのかも解けてスッキリしました。

 

面白いんですがそれよりも、言葉にするのは難しいんですが、

色々考えさせられる本でした。

 

ぜひ読んでほしいです、、、

 

鳥肌もん

こんばんは〜ひなこです〜

 

本日は最近読み終わった本について。

 

東野圭吾さんの「夜明けの街で」です!

あらすじ⬇︎

この恋は甘い地獄。彼女が天使とは限らない。

不倫をする奴なんて馬鹿だと思っていた。でもどうしようもない時もある。

建設会社に勤める渡部は、派遣会社の秋葉と不倫の恋に落ちる。

しかし、秋葉は誰にも明かせない事情を抱えていた。

 

という感じです!

東野圭吾さんの本で不倫がテーマってらしくないなと思って読んでなかったのですが、ただの不倫話じゃなかったし

面白すぎて一瞬で読み終えてしまいました。

あと、本編はもちろん面白いんですが最後に「おまけ」があって

そこに衝撃を受けて最後の最後まで面白かったです。

 

今まで触れてきたどんな物語よりもホラーでした。人間ホラー。

最後まで真相がわからなくて真実を知った時鳥肌が立ちました。

 

不倫によって人生を狂っていく人間関係、序盤は地味な展開が続きますが、ラストに近づくにつれ読むのをやめられなくなります。

 

最後に妻マジ強し。です。

秘密

みなさまこんばんは。ひなこです!

 

今日は最近読んだ本について、、、

東野圭吾「秘密」

あらすじ⬇︎

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。

妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、

死んだはずの妻だった。

その日から杉田家の切なく奇妙な「秘密」の生活が始まった。

 

 

藻奈美の体の中で生き続ける直子は妻として夫の平介を愛しながらも、藻奈美として生きていくしかないのだという現実に激しく苦しみます。

平介も焦りや嫉妬を覚え日を追うごとに憔悴していきます。

ここには書ききれないくらい色んなその時の気持ちとか、うまく表現されていて娘の体に妻の魂が乗り移るなんてありえない設定でも平介の気持ちや直子の気持ちを読み取れて何回か涙が出でしまう場面も、、、

 

「秘密」は東野圭吾さんが注目を集めるきっかけとなった作品で、

数々の文学賞にノミネートされています。

昔から東野圭吾さんの作品が好きで次なに読むか迷ったら東野圭吾さんの作品を読むくらいには好きでハズレがなく安心して読み進めることができます!!

映画化やドラマ化にもなっているので是非〜!おすすめです。