

2026.3.19

春になると、山にはさまざまな山菜が芽吹きます。
山を歩きながら旬の山菜を見つける山菜採りは、春の訪れを感じられる季節の楽しみのひとつ。
どんな山菜が見つかるか、探してみましょう。
【クイズの答え】

【01】うるい
・収穫時期:3月〜5月
・豆知識:日陰の湿った場所に自生し、柔らかい新芽だけが食用に適している。観賞植物のギボウシと同じ仲間で、実は庭に植えられているものも食べられる品種がある。クセがほぼなく山菜特有の苦味が少ないため、「山菜入門」としてよくすすめられる存在。
【02】タラの芽
・収穫時期:3月〜4月(〜5月)
・豆知識:「山菜の王様」と呼ばれる理由は、香り・苦味・コクのバランスの良さ。木の先端の芽(頂芽)を採るとその枝は伸びなくなるため、脇芽を残すなど採り方にマナーがある。トゲのあるタラノキに注意しながら採る必要があり、野生採取ではちょっとした“山の技術”も求められる。
【03】こごみ
・収穫時期:4月〜5月
・豆知識:シダ植物の若芽で、くるっと巻いた形が特徴的。山菜の中でも珍しくアク抜き不要で、そのまま調理できる手軽さが魅力。成長すると一気に葉が開いて食感が落ちるため、「巻きが強く締まっているうち」がベストタイミング。
【04】うど
・収穫時期:4月〜6月
・豆知識:香り成分が強く、「春らしさ」を感じさせる代表的な山菜。光を遮って育てた白いうどは柔らかく上品な味、自然の山うどは緑で香りと苦味が強いのが特徴。実は葉・茎・皮までほぼ全部食べられ、部位ごとに食感や風味が違う“使い切り食材”。
【05】ゼンマイ
・収穫時期:4月〜5月
・豆知識:わらびと同じシダ植物だが、こちらは綿毛を取り除いてから加工するのが特徴。手間はかかるが、干して乾燥ゼンマイにすることで長期保存が可能になり、旨味と栄養が凝縮される。古くから山間部の貴重な保存食として重宝されてきた。
【06】ふき
・収穫時期:3月〜5月
・豆知識:独特の香りと苦味はポリフェノールによるもので、春のデトックス食材とも言われる。茎だけでなく、春先に出る花のつぼみ「ふきのとう」も食用で、こちらはより強い苦味と香りが特徴。皮をむく下処理のひと手間も、春の風物詩のひとつ。
【07】わらび
・収穫時期:4月~6月
・豆知識:そのままだと発がん性物質(プタキロサイド)を含むため、灰や重曹でのアク抜きが必須。この下処理を経て、あの独特のぬめりとやわらかさが生まれる。昔から保存食としても利用され、日本の山菜文化を代表する存在のひとつ。