2025.7.22
8月。連日の猛暑が続き、真夏日や熱帯夜が増えてきた。厳しい暑さと共に、各地で熱中症による救急搬送が相次いでいる。
熱中症は、気付かぬ内に体温が上昇し、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こる。主な症状として、めまいや立ちくらみ、嘔吐、頭痛などが挙げられる。特に高齢者や子どもは暑さを感じにくいため、声掛けも大切だ。
予防のポイントは、なんといってもこまめな水分補給。冷たいお茶や水だけでなく、汗で失われやすい塩分やミネラルも意識的にとること。室内ではエアコンや扇風機を上手に使って、涼しく過ごす工夫をしていただきたい。屋外では無理をせず、帽子や日傘を活用し、日陰で休憩を。
「なんだか頭が痛い」「めまいがする」など、少しでも体調に違和感を覚えたら、無理をせず休み、水分をとる。それでも良くならないときは、早めに医療機関へ相談を。
暑さはまだしばらく続くだろう。みんなで声を掛け合いながら、この夏を元気に乗り切っていこう。