読むということ@憂

こんにちは、お元気でしょうか。春っぽい気候になりましたね、私は冬に取り残されたくて必死です。なんてったって春、嫌いで、苦手なので。

そんな憂鬱ですが最近はやっとまた本が読めるようになりました。

あくまで個人的ですが、活字や言葉っていうものはいろんな色がある気がしていて、例えば寒い、だったら青、暑い、だと赤。など、人によって様々で面白いです。もっと言えば、さしすせそは緑っぽいとか、らりるれろは紫な気がする、だとか。これを人に聞くと、まあいろんな答えがあって。分かりやすい感性の見方だなと思います。オーラとかって、色で見えたりするじゃないですか、美輪明宏の。そんな感じ。

落ち込んだ時や余裕のない時、どう回復するのか、また、それに浸るのか。自分は圧倒的後者でして。なるべく人と関わりたくないし、何も取り込みたくないのです。脳がごちゃごちゃになるのがまた鬱憤になってしまうのが嫌。

そんなこんなで、私にとっていろんなものを自己的に解釈し、読み取れてしまう本というのが、時には嫌なものになっていたんですね。バランスを取るのが本当に下手なので使わなくていい場面でエネルギーを使いたくない、という感じ。

でも最近になって、やっとこれはこれ、というか、いい意味でも、少し悲しい意味でも、折り合いをつけ感情移入するのをやめることができるようにやりました。

しかし問題は、あまりにもあっけらかんになってしまって本をただ読んでいる、理解しようとしている。そんな機械みたいになってしまう気持ちもあって嬉しくはなかったこと。

そこで本屋さんにて手に取ったのが、最高に好きな作家、村上春樹の短編集。好きだから進みますし、短編と言っても彼の書く短編集は読み応えがあって、一冊ほどの量はもちろんないので、いい具合に入ってきて終わっていく、こう、しつこくなくてとってもいいです。女のいない男たちという本、お勧めします。

私の読書遍歴

みなさま、こんばんは!!

私は音楽が大好きでいつもここに書いていますが、

私には好きなものがもう一つあります!

それは小説です!

 

私の実家はみんな読書家です。

本棚に100冊くらいはあると思います。

18歳の時に実家を出るとき厳選して10冊だけ下宿先に持って行きました、、、

本当は全部持って行きたいレベルでしたが。

 

好きな本が多すぎて何を紹介すればいいかわからないので

パッと目に付いたものを今回は紹介します!

 

伊坂幸太郎さんのオーデュボンの祈りです。

 

有名な本なので知ってる方も多いかもしれませんが!!

伊坂幸太郎さんは中学生のときに好きになって今でも非現実な世界だけど続きが気になってどんどん読み進めてしまう感じが大好きです。

 

簡単なあらすじです⬇︎

コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察から逃げていた。

そんな中、外界との関わりを絶った「萩島」に辿り着く。

そこは不思議な島で、

未来を予知できるカカシ、島で殺しを許された男、嘘しか言わない男

など、風変わりなものばかり。

ある日、未来を見通せるカカシが無残な状態で発見されてしまう。

なぜ彼は自分の死を阻止できなかったのか、、、

 

このあらすじだけで何回でも読みたくなってきます。

島で生活する中、謎が一つ、また一つ増えていって、謎の答えが知りたくて読書スピードと面白さが加速していきます。

カカシが喋るだけでも非現実なことなのに未来を予知するなんて、、、!!!

最高すぎる能力だ!って最初は思いますが、この本を読んでいくにつれて

それが本当に幸せなことなのか考えさせられます。

 

最近寒い日やら暖かい日やら花粉やら体調を崩しやすい季節だと思いますが体には気をつけて頑張りましょう😄

 

それではこの辺で失礼いたします。

深夜テンション

お久しぶりです。

“中島”です!

毎回サウナの紹介ばっかりというのも味気が無いなと思い、今回は最近深夜テンションで購入してしまった本を紹介しようと思います。

夏も終わりが近付いてきて、今年も何処となく不完全燃焼を感じているのは、僕だけじゃない筈と信じながら、休みの日はNetflix 三昧な日々を過ごしています。

急上昇の所にボーイフレンドという韓国ドラマが上がっていたので、気になって見始めたらハマってしまいました。

そのドラマの中である詩集が紹介されており、気になって調べてみるとなんと日本語版が発売されていたので、ついポチってしまいました、、

その本の名前が、「花を見るように君をみる」-ナ•テジュという本です。

買ってしまったことの恥ずかしさは少し感じながら、読んでみたんですが、綺麗な心を思い出せるような内容でした。

人への愛を描いている詩が多く、別に重なって感動したとかでは全然なく、只々誰かを大事にすると言うことを思い出させてくれて、恥ずかしいくらいにストレートな言葉で語りかけてくる感じです。

気付かないうちに、色んなことを考えながら、色眼鏡をつけて人を見るようになったなと実感させられました。

年齢を重ねていくと、良いなとか好きとかって感情だけではなくて、この人との将来はどんな未来になるんだろうかとかを考えると、価値観の違いがマイナスにみえたり、仕事への向き合い方の違いを感じたり、気遣いないうちに色眼鏡で人を判断するようになっていた自分が恥ずかしくなりました。

この本を読んで、純粋な気持ちを少し取り戻す事が出来たなと思いました。

最後に個人的に気に入った詩があったので、↓に載せておきます!

みなさん是非ご覧ください!!