イタ電。

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急に思い出したので、おもむろに書いておこう。








うちの家(実家)には、たまにイタ電がかかってくる。






犯人は分かっている。


それは、弟の小学校の頃の友達で、


今は全く付き合いはないのだが


彼にとって、うちの弟は永遠の友なのであろう。






彼は、年に数回ではあるが、弟の事を思い出すらしい。


思い出してからの約1週間は、彼からのコールがひっきりなしだ。





そして留守電がいっぱいになる。


初めのうちは





「とっちゃん(弟の名)、電話ください。」





とか、その程度が続くのだが


弟が連絡をとるのを拒み続けるため、


後半にさしかかると、彼はパニック状態となり








「とっちゃーーん!!!!! 髪切ってぇぇぇぇえ○△■◎□!!!!!!!









等と言った、キテレツな心の叫びが録音されているので


私は毎回楽しみにしている。









それはそうと、


その彼とは別に、


昔、変なイタ電が立て続けにかかってきた。






受話器をとると


ハアハア言うていて、既にコンデション万全で臨んできた事が伺い知れる。


「もしもし??」と言うと






パンツ何色?






という。



すぐに受話器をそっと置いた。







しかし、コンデション万全のオッサンは、気を良くしたのか


すぐさまかけ直してくる。







受話器をとると、またしても「パンツ何色?」と、


不屈の精神で問うてくるオッサン。










それが3〜4回繰り返された。









そして5回目の受話器をあげた時、











私は、オッサン以上に鼻息荒らして
















オマエは何色?

















と聞いたら、電話切られた。




勝った。





    



























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