6月 23
ある夏の暑い日
自転車に乗って友達の家へ向かった時のこと。
大道路を抜け
住宅街に入り
角を曲がった瞬間
そのおっさんはいた。
おっさんは、
道の脇にある幅50cmぐらいのミゾ(ドブともいう)の中で、
キュウキュウになって三角座りをしていた。
潔く全裸だった。
おっさんの隣には
洗面器と、そして泥にまみれたタオルが置いてあった。
おっさんは、おもむろに洗面器でドブの汚水をすくい、
こなれた手つきで体にかけていた。
灼熱の太陽が
おっさんの皮膚をジリジリと焦がす。
炎天下にさらされた、おっさんの浅黒い肌の上で
ドブの汚水が飛沫をあげ
そして一瞬の煌めきを放つ。
おっさんは恍惚の表情で
たまらず吐息を漏らす。
ドブはおっさんの風呂だ。
いや、プールなのかもしれない。
もしかすると、露天風呂?
どっちでもいい。
おっさんは
おどけた様子で鼻歌を歌ってみせた。
6月 24th, 2008 at 13:55:06
まるで白昼夢のような出来事ですね。
そのおっさんはかなりの強者かコントの国の人(リリーフランキー著「美女と野球」参照)
の人だと思われます。
しかしながら、そんなおっさんに遭遇できるなんてまたまたうらやましい。
おっさんアンテナの感度が素晴らしいのですね。見習いたいです。
6月 24th, 2008 at 14:09:38
かもめさん>>>
コメントありがとうございます。
私はなぜか、個性的なオッサンとの出会いが多いです。
今までも様々なオッサンを目撃してきましたが
「コントの国の人」なオッサンの話は、
また別の機会に掲載します。
ちなみに、リリーフランキーの
「女子の生きざま」もオススメです。