ある夏の暑い日
自転車に乗って友達の家へ向かった時のこと。
大道路を抜け
住宅街に入り
角を曲がった瞬間
そのおっさんはいた。
おっさんは、
道の脇にある幅50cmぐらいのミゾ(ドブともいう)の中で、
キュウキュウになって三角座りをしていた。
潔く全裸だった。
おっさんの隣には
洗面器と、そして泥にまみれたタオルが置いてあった。
おっさんは、おもむろに洗面器でドブの汚水をすくい、
こなれた手つきで体にかけていた。
灼熱の太陽が
おっさんの皮膚をジリジリと焦がす。
炎天下にさらされた、おっさんの浅黒い肌の上で
ドブの汚水が飛沫をあげ
そして一瞬の煌めきを放つ。
おっさんは恍惚の表情で
たまらず吐息を漏らす。
ドブはおっさんの風呂だ。
いや、プールなのかもしれない。
もしかすると、露天風呂?
どっちでもいい。
おっさんは
おどけた様子で鼻歌を歌ってみせた。
某日、私は総合病院のロビーにいた。
診察を受けた後は、会計で呼ばれるまで待たなければならない。
気長に待つか、と、ソファに腰掛けたその時であった。
なにか周りの空気がおかしい。
辺りを見回すと、
周りにいる人達が皆、
ある一方を見てクスクスと失笑しているではないか。
私はその時、眼鏡等を装着しておらず何も見えなかったが、
その方向から
徐々にこちらへと近付いてくるおっさんの頭に何か違和感を覚えた。
かなりの至近距離にて、おっさんの姿を確認したその時!
皆の失笑の謎が解けた。
おっさんは、
ハゲという名の邪悪に冒された頭部を隠すため、
邪悪をフェルトで封印していたのだ。
そう、つまりは頭にフェルトを貼付けているのだ。
手作りホームメイドのヅラである。
手垢の温もりすら感じるそれは、
アホアホマンのディティールに酷似している。
耳の辺りは、きちんと丁寧に切り抜かれている。
秀逸なハサミ使いを思わせる仕事ぶりである。
しかも驚くべき事に
生え際の辺りには、
細長く切った肌色のフェルトが貼られていた。
多分「分け目」であろう。
おっさんは髪を分けたかったのであろう。
颯爽と病院内を闊歩するおっさん。
命を吹き込まれたフェルトを纏うおっさんの姿は
雄々しく、そして美しくさえあった。
今日も夢をみました。
今日の夢は、ほとんど覚えていないですが
ひとつハッキリしていることは
夢の中での私は、
ファンタスティック稲妻Z
と、名乗っているということでした。
そして、なぜかゲラゲラ笑いながら目を覚ましました。
意味がわかりません。
イタリア人アーティスト、Guido Danieleによる
ハンドペイントなるものです。
羽ばたくワシ
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ワシの横顔
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白鳥。つぶらな瞳。
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みみずく。
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ワニ。のどの辺りの膨らみがオエッ
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ダルメシアン。
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ぞう
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ねこ
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トラ
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しまうま
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いきいきとした目の表情とか
力強い野生の感じとか
とにかくペイントだとは思えないぐらい
すげいっす。
あ、そうそう
すげいと言えば、
今日、出勤途中に
イジリー岡田に酷似した女性に遭遇しました。
あれは間違いなく1358イジリーに相当します。
なにかしら受賞できるレヴェルです。
うちには、きなこという名の犬がいる(クリーム色のダックス)。
いたずらばかりするが、人なつこく可愛いので、
私を含め、家族からは溺愛の対象である。
田舎に住んでるおばあちゃんは、
今まで、柴犬的なディティールの犬しか見たことがなかったらしく、
「ハイカラな」犬として、
京都に来た際には、きなこの事を可愛がる。
そんなおばあちゃんから、最近よく電話があるのだが
一番に、きなこの事が気にかかるらしく、
必ず電話の冒頭では
「おまえんとこの畜生、元気か?」
と、言う。
若干萎えます!